小田急多摩線 相模原延伸で、小山田バス停付近に新駅設置の方針へ、
小田急多摩線の延伸に向けて「米軍相模総合補給廠」一部返還が正式合意の続きです。
JR相模原駅北口にある「在日米軍相模総合補給廠」の一部土地(約17ha)が、
2014年9月30日(火)に米国側から日本に返還されました。
→場所はコチラ(神奈川県相模原市中央区小山)
2008年6月に開かれた日米合同委員会で土地の一部返還が正式に合意されてから、
約6年ちょっとが経過しましたが、これでようやく一部返還が実現した形です。
今回返還されたのは、JR相模原駅北口に隣接した15ヘクタールの土地と、
相模補給廠の南北を貫く鉄道・道路用地2ヘクタールの合計17ヘクタールです。
15ヘクタールの土地には米軍時代の建築構造物(建物)も存在していることから、
これらは防衛省が土壌調査(約2年程度)などを行った後、全て解体する予定です。
それらの調査・解体が完了後、土地は防衛省から財務省に移管され、
その後は相模原市と財務省との交渉を経て、相模原市の土地になる見通しで、
返還から相模原市の土地になるまで、実に数年の歳月を要することになりそうです。
<写真>駅前の相模原踏切。この付近から町田街道へ道路が整備される計画。
この一部返還で、JR相模原駅~町田街道 小山郵便局前交差点を結ぶ道路の整備や、
小田急多摩線の相模原延伸に向けて、長年の課題を1つクリアしたことになります。
(※道路は返還地内が幅員26mの4車線、それ以外は幅員20m以下を想定。)
相模原市では2027年を目標に「さがみはら新都心構想」として15ヘクタールの土地に、
オフィスビルやホテルなどを誘致して、2ヘクタールの鉄道・道路用地については、
関係各所と協議を進めながら、先行して整備する方針を打ち出しています。
(※鉄道・道路用地は地下が小田急多摩線、地上が道路となる計画)
それにしても、相模原市と町田市を結ぶ新たな道路が整備されれば、
現在よりも格段に便利になりそうですが、接続先の町田街道は現状だと道幅が狭く、
小山郵便局前交差点付近に関しては右折レーンすら設置できない状況となっており、
補給廠跡地の道路整備をするには、町田街道の交差点だけでも早急に拡幅が必要でしょう。
(※都市計画では町田街道を幅員25mに拡幅する計画だが、小山交差点以南は事業未着手)
(2023/02/06 09:24)
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