• 町田市堺・忠生
    町田市堺・忠生
  • 町田市鶴川・町田
    町田市鶴川・町田
  • 町田駅周辺
    町田駅周辺
  • 町田市南部・相模原
    町田市南部・相模原
  • 
    ホーム
    2022.03.05(土)
    Post:23

    JR町田駅前のシンボル「動く彫刻 光の舞い」回転停止から約2週間、市が復旧目指す

    <追記>
    2022年3月31日(木)より全面復旧しました。
    最新記事:https://kawariyuku-machida.com/article/49151.html

    light-dances20220304_1.jpg
    JR町田駅前のペデストリアン3号デッキ上に、1980年(昭和55年)から設置されている
    伊藤隆道作のモニュメント「動く彫刻 光の舞いでは、回転作動中に異音が確認されたことから
    2022年2月中旬ごろから回転停止の措置が取られ、市では2022年3月中の全面復旧を目指しています。
    →地図を表示(東京都町田市原町田6丁目)

    異音確認で一時停止。業者に依頼し、復旧進める

    light-dances20220304_2.jpg light-dances20220304_3.jpg
    <写真>作者の伊藤隆道氏。出身地の北海道立近代美術館にも「動く彫刻」を設置。
    動く彫刻 光の舞い(英語名:Light dances)は、動く立体造形作品「動く彫刻」の第一人者として
    北海道札幌市出身で東京藝術大学卒業の造形家・伊藤隆道氏が手掛けたモニュメント作品で、
    「限りなく発展し続ける町田市を表現し、それぞれ見る人々に未来と夢を与えるモニュメント」として
    1980年(昭和55年)の町田駅前再開発の際に、駅前のシンボルとして製作・設置されました。

    start20191102_1.jpg
    <画像>町田市のPRアニメ「START」に登場する「動く彫刻 光の舞い」(プレスリリースより)
    再開発事業の記念碑として設置されたオブジェは幅・高さ7.5m(台座を含めると高さ9m)で、1分間に1.7回転し、
    モーターによって回転するらせん型のステンレスパイプに受けた陽光の光りがキラキラと輝きながら上へ上へと天に舞い、
    夕暮れには逆回転した光が大地に戻ることを表現したこの作品は、駅利用者から「グルグル」などの愛称で親しまれ、
    町田を舞台にしたアニメ「ギヴン」や市の公式PRアニメ「START」などでも同モニュメントが作中で描かれるなど
    町田駅前を象徴する存在として、原則24時間休まず回転し続け、設置から42年が経過しようとしています。

    light-dances20220304_4.jpg
    設置当初はモニュメント周囲に花壇が設けられていたものの、2006年のデッキ上屋(総重量25t)の設置に伴い、
    デッキへの荷重を減らすため、これら花壇は撤去されたほか、2009年にはデッキ路面のタイル補修工事が実施され、
    設置当初の姿と微妙に変化しています。

    light-dances20220304_5.jpg
    <写真>動く彫刻 光の舞いの紹介プレート。プレート自体は2012年3月に設置された。
    同モニュメントを管理する町田市の道路維持課によれば、回転作動中に異音が確認されたことから
    モニュメントの回転を停止させ、業者に点検依頼を行っている状態だと言い、状況にもよるとしたものの、
    今回の停止は2022年3月末までに復旧できる見込みとしています。

    町田駅周辺に多く設置されている造形作品の数々

    city-gate20220304.jpg
    <写真>JR町田駅ターミナル口の「シティゲート」。南北の方位を示す意味で斜めに設置。
    町田駅周辺といえば、今回紹介した「動く彫刻 光の舞い」のほかにも
    1980年代に公共用地内に様々な芸術・美術作品が設置されています。

    serigaya-park20171009.jpg
    <写真>芹ヶ谷公園内の「彫刻噴水・シーソー」。地元在住だった飯田善国氏が手掛けた。
    1983年にはJR町田駅ターミナル口のペデストリアンデッキ上に建築家・黒川紀章氏の「シティゲート(高さ18.9m)」が、
    1989年には市立芹ヶ谷公園内に美術家・飯田善国氏の「彫刻噴水・シーソー(高さ約16m)」がそれぞれ設置され、
    特に後述の彫刻噴水・シーソーも作者こそ違うものの、いわゆる動く彫刻作品の一つとなっています。
    →地図を表示(東京都町田市原町田5-16)

    metal-myouga20220304.jpg
    <写真>夜は神々しく光る小田急町田駅北口の「メタルミョウガ」。なんだか強そう。
    ちなみに駅周辺には地方公共団体以外に、民間企業が設置したユニークなモニュメントも存在し、
    そのうちの一つが「町田駅北口を活気溢れる場所にしたい。」という依頼のもとに2010年代に設置した
    地元の広告・看板製作会社「アイワ広告」が企画・デザインしたオブジェ(通称・メタルミョウガ)で、
    アプリゲームでは同オブジェがポータルに登録され、話題となりました。
    →地図を表示(東京都町田市森野1-39-18)

    地図
    閉じる
    全画面
    投稿者
    シェアするリンクタグ
    1
    コメント
    23件
    1. 二重橋博士 (2022年03月04日 19:33)

      止まってたんですね気づきませんでしたって言ったら失礼か

    2. 竿P (2022年03月04日 20:55)

      安心して下さい、私なんてそもそも
      「(普段)回ってたんですねあれ」
      と思いました。

    3. ぬかた (2022年03月04日 21:49)

      あれが黒川紀章だったなんて

    4. (2022年03月04日 22:06)

      止まってたんだ
      そういえば動くものだったな

    5. 登呂拓也 (2022年03月04日 22:43)

      バブルや成長期にあった無駄で、町田より余裕のないところは噴水や稼働するオブジェが撤去か停止をしているといえばそれまでだけど、無意識に憶えていたりワンポイントとしてシンボルめいたものがあると、無機物でもあっても特徴が出て、ただビルやデッキがあるだけではなくなるよね。

    6. (2022年03月04日 23:09)

      昔は町田駅の(東急前の)ぐるぐるオブジェ前に集合ねなんて言ってたけどなあ

    7. pc (2022年03月05日 05:59)

      いや…特に動かなくても…

    8. (2022年03月05日 07:51)

      町田駅には1980年から抽象芸術が設置されてたんですね。
      流行りやバブルもあるでしょうが、結果、今から見てもダイバーシティにかなってる。

      青葉台駅では、1990年代でも裸の少女像が新たに設置されたりして、痴漢被害も日常的だった利用者としてはいや~な気分になったものでした。

      メタルミョウガも初めて知った。今度見てみます。

    9. (2022年03月05日 09:03)

      東京美術館の外にもある大きな銀色の球体と同種の作品が
      芹が谷公園にもあります
      怪しい球体

    10. ねこ (2022年03月05日 10:27)

      あれ上に光が昇っていくの、ぼーっとみてると好きなんですよね。
      あとメタルミョウガ、名前のセンスが最高

    11. 旭町民 (2022年03月05日 10:46)

      無粋なこと言うけど、あれって税金で回転してるの?
      商店会費とかではなく。

    12. まちだのこ (2022年03月05日 19:35)

      そこにあるだけで、良いです。
      動かすと電気代かかるから。

    13. 藝大生 (2022年03月05日 19:41)

      動かさないと作品として成立しないのに、止まったままで良いなんて発言は作者に対する冒涜でしかないので控えましょう。

    14. まちこ (2022年03月05日 20:19)

      税金が〜っていう人ほどそんなに納めてない

    15. たまご (2022年03月05日 21:41)

      異音ってエスカレーターの異音かと思ってビビってたけど、動く彫刻だったんだ。

    16. とらとら (2022年03月06日 05:45)

      植物を撤去した程度で荷重をそれなりに減らせるのだとしたら、沢山の人が行き交ったり演説や大道芸で大勢のる場所なので、そんなにギリギリなのか不安になります…心配性すぎますかね

    17. 町田のたかし (2022年03月06日 16:12)

      43年前に造られ設置されたもので風雨にさらされているから当然修理は必要です。

    18. たら (2022年03月06日 22:34)

      あれ、鳩が並んでくるくる回ってると平和だなーって気分になれていいよね

    19. むっち (2022年03月07日 00:08)

      >とらとらさん
      植物が重いのではなく、花壇の構造物(コンクリとかレンガとか)が重たかったということかと。
      たしか昔は、デッキの端とオブジェを囲むような立派な花壇があったと記憶しています。

    20. とらとら (2022年03月07日 03:47)

      むっちさん、教えていただきありがとうございます。
      岸田総理が来られたときに階段やデッキに人がぎっしり詰まっていて、あの花壇撤去したくらいで屋根の荷重は大丈夫なのか?と気になっていました。
      たしかに大きい花壇は重いですね。

    21. ラーメン大好き (2022年03月07日 09:23)

      メタミョーは夜に見てほしい。きれいなミョウガなんだぞー!
      某ゲームのメタルミョウガのユーザー投稿の写真は、町田で一番多いと思うよ。

    22. こば (2022年03月07日 09:32)

      町田にずっと住んでいるので、あのオブジェは当たり前の風景になっていました。
      でも、通過するだけなので止まってるのは気が付きませんでした!

      北口のメタルミョウガができたときは、なんか変なものができたと思っていたのですが、今はライトアップもされてきれいなオブジェという認識になりました。

    23. 40代おやじ (2022年03月07日 09:50)

      立ち止まって眺めると旧Windowsのスクリーンセーバーを思い出すw

    このコメント機能は、上記の記事に関する話題のみとさせていただいております。
    (※URLを本文中に書き込むことはできませんので、ご注意ください。)

    お名前
    (必須)
    ※赤い項目が未入力の為、投稿できません。
    コメント
    ※誹謗中傷やなりすまし等の不適切な書き込みはご遠慮ください。
    この内容でコメントを投稿しますか?
    コメントを投稿しています。しばらくお待ちください。
    記事以外の話題は、当サイトの掲示板をご利用ください。
    掲示板
    管理人はコメントへの返信を行っていませんので、管理人宛てのメッセージは、メールをお送りください。
    お問い合わせ
    [Update] 2022-03-05 00:00:58