<追記1(3/2)>
2022年4月1日(金)より「HELLO CYCLING」の利用料金が値上げされます。
【改定後価格】
最初の30分130円(税込)、延長15分毎に100円(税込)、12時間1,800円(税込)
<追記2(4/21)>
2022年4月より、大学関係者専用の「桜美林大学 町田キャンパスステーション」と
「桜美林大学 ひなたやまキャンパスステーション」が新設されました。
なお、これらは大学関係者専用のため、一般の方は利用できません。
電動アシスト付き自転車が借りられるシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」が
町田市内において、2022年3月1日(火)からサービス開始することが正式発表され、
同サービスを実施する他市での自転車返却も可能となります。
3年の社会実験を経て本格運用化。同時に事業者変更
<写真>ecobike時代のシェアサイクルステーション(写真は町田駅前)
町田市では、2019年4月24日(水)から社会実験の一環としてシェアサイクルを導入し、
社会実験時は不動産賃貸仲介業者「APAMAN株式会社」の子会社「ecobike株式会社」が
市内でサービスを行い、当初は「HELLO CYCLING」のシェアサイクルサービスを展開していたものの、
2020年春にecobike側の事情でプラットフォームが変更され、以降は市内利用に限定されていました。
<写真>サービス開始を前に「HELLO CYCLING」のステーション設置が進む町田市内
市では2022年度からのシェアサイクル本格運用化にあたって、改めてプロポーザルによる事業者選定を行い、
ソフトバンクなどが出資し、HELLO CYCLINGを手掛けている「OpenStreet株式会社」に事業者が決定し、
これに伴って、町田市内でのecobikeシェアサイクルサービスは2022年2月10日(木)で終了していました。
市外ステーションでの自転車貸出・返却(相互乗り入れ)が復活
<地図>シェアサイクル導入済の周辺自治体(2022年3月~)
HELLO CYCLING(ハローサイクリング)の導入自治体は、社会実験中の「八王子市」をはじめ、
横浜市や川崎市、稲城市など多くで導入されており、各自治体間で自転車の相互乗り入れが出来ますが、
町田市でも約2年ぶりに市外ステーションでの自転車貸出・返却(相互乗り入れ)が復活する形となりました。
<地図>2022年3月からの町田市内サイクルステーション
2022年3月のサービス開始時点で、町田市内の駅前や公共施設など市内44ヶ所にステーションを設置し、
ecobike時代に設置されたUR団地内や改修工事中の町田市民ホールを除いたほぼ全てのステーションが
HELLO CYCLINGに移行後も存続する形です。
<画像>「ecobike」と「HELLO CYCLING」のサービス比較
利用料金は他のHELLO CYCLING導入自治体と同様に「15分70円(税込)/12時間1,000円(税込)」で、
ecobike時代よりも料金が若干安くなったほか、クレジットカード以外の決済方法も選択できるようになり、
サービスの利便性向上が期待されます。
<画像>これまでのシェアサイクル利用回数・ポート数・自転車数の推移(市公表資料より)
ecobikeによる社会実験時代には、市内のステーションを民間用地にも拡大したことで利用者回数が増加し、
2020年4月の市内限定利用に変更後も利用者回数は伸び続け、市では検証結果を基に本格事業化して
拡大展開する運びとなりましたが、市外利用が出来た当時は町田市から中野区まで利用した人も現れるなど、
ある程度の市内配置自転車は市外に流出する可能性がありそうです。
ステーション、減っちゃっているんだよね。廃止したステーションに設置したスタンドも撤去して勿体ない。
ちょっと値上げ幅でかすぎん?