<写真>今回開通する「綾瀬スマートIC」の南側出口(画像提供:綾瀬市)
東名⇔第三京浜を結ぶ「首都高速K7横浜北西線(横浜青葉~横浜港北)」開通への続きです。
東京と名古屋を結ぶ「[E1] 東名高速道路」の厚木IC~横浜町田IC間の
綾瀬バスストップ付近にETC専用出入口「綾瀬スマートインターチェンジ」が
2021年3月31日(水) 12時(正午)に開通します。
【上り出入口】→地図を表示(神奈川県綾瀬市小園)
【下り出入口】→地図を表示(神奈川県綾瀬市小園)
厚木~横浜町田間にSIC新設。神奈川県内の東名初
<写真>3月18日撮影の「綾瀬スマートIC」の航空写真(画像提供:中日本高速道路株式会社)
綾瀬スマートインターチェンジ(4-1)は、東名高速道路の厚木IC~横浜町田ICの間にある
綾瀬バスストップ付近に接続する形で整備が進められていたETC専用のスマートインターで、
出入口では綾瀬市を南北に貫く「神奈川県道42号藤沢座間厚木線」と接続することで
綾瀬市や海老名市の中心部からの利便性が向上します。
料金所は完全な無人で、一般的なETCレーンのように低速で通過して決済を完了させるものではなく、
立体駐車場のようなゲートバーを採用し、出入りの際はゲートバーの手前で一時停止が必要となります。
(※トラブル時はインターホンで遠隔対応。ETC未登載車が誤って進入した場合は一般道に出られる退出路完備)
<写真>3月18日撮影の「綾瀬スマートIC」の航空写真(画像提供:中日本高速道路株式会社)
当初は地域活性化インターチェンジ制度を活用して整備予定でしたが、事業費削減などの観点から
スマートインターチェンジ制度に事業手法を変更して整備され、2017年度末の開通予定だったものの、
インターチェンジ予定地の用地取得の遅れなどから徐々に工期や開通が遅れが出ている状況でしたが、
神奈川県内の東名でインターチェンジ新設は、1998年新設の横浜青葉IC以来23年ぶりで、
今回の開通で神奈川県内の東名高速道路では初のスマートインター設置となります。
綾瀬市や海老名市の中心部からの利便性が向上へ
<地図>綾瀬スマートICの位置図。海老名SAから北東に2.5kmほどの地点に設置。
なお、綾瀬スマートインターチェンジ(ETC専用)から主要IC間の通行料金は、普通車ETC利用の場合、
東名高速の東京ICまでが1,100円、名古屋ICまでが6,550円で、海老名市中心部から利用する際は
東京方面に向かう場合、圏央道海老名ICよりも綾瀬SICの方が安い(海老名→東京:1,330円)一方、
名古屋方面の場合は圏央道海老名ICの方が若干安く(海老名→名古屋:6,480円)なっており、
その他に平日朝夕や休日、深夜などにETC割引が適用されます。
ちなみに東名高速では現在、渋滞の名所となっている「大和トンネル」の8車線化(現行は6車線)や
横浜町田IC名古屋方面合流部への付加車線整備といった渋滞対策工事を進めています。
<写真>東名高速道路に設置されている町田市のカントリーサイン
余談ですが、東名高速道路といえば町田市の境をかすめるように通っていることで知られていますが、
横浜町田IC付近には「国際版画美術館」を描いた町田市のカントリーサインが設置されています。
インターが出来る所の近くに住んでいます。
高速を利用する際、一気に便利になります。
綾瀬市は、唯一の鉄道は新幹線、国道は通っておらず高速道路が通過するだけ、さらには2500m滑走路を備えた空港まであるのにこれも利用できないという三重苦でしたが、少し便利になりますね。
海老名市中心部(駅、市役所)への利便性は圏央海老名ICの方が上だと思いますよ。ららぽーとや小田急ロマンスカーミュージアムへも圏央海老名ICの方が便利でしょう。これまでの綾瀬の工業団地への大型車による出口渋滞が少なくなるでしょうから、ますますもって圏央海老名ICの方が便利になるのではないでしょうか。
藤沢方面へは、4車線の県道があるからスムーズだけど、座間方面に出るには寺尾台交差点先は細い道しかない。
海老名へ出るにも、しょっちゅう渋滞する2車線の厚木街道しかない。
地元悲願のIC、やっと出来たはいいけど、なんだか中途半端な感じがします。
寺尾台から座間への4車線県道と厚木街道のバイパスが完成するのはいつのことだろう。